こんにちは、もときりなです。
緊急事態宣言が5月末まで延長決定になりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
酒菜家ええねんさんは、本日5月8日が12周年記念日!!
おめでとうございます。
例年、酒菜家ええねんさんでは「周年イベント」と題して5~6月にライブを開催していますが。。
今年は残念ながら、お祝いできるのはまだまだ先になりそうです。
イベントの最新情報はここからどんどん発信していくので、
ぜひご確認くださいね!
本日は、記念すべき12周年に絡めて、森本店長に酒菜家ええねん秘話を聞いてきました。
これを読めば、あなたもええねんマスター!
も:「酒菜家ええねんさん、お店の開業はいつなんですか?」
森:「平成20年5月8日です。なので今年で12周年です。ぼちぼち、耐えながらやってます(笑)」
も:「小学校卒業した子が中学卒業するくらいには、やってはるんですね(笑)」
森:「いや、高校かな?小学校入学が、高校」
も:「あ、そうか!高校卒業して、大学受験の歳なんですね(笑)」
森:「そう考えると、難しい時期ですね(笑)」
も:「人生の分かれ道ですもんね(笑)」
も:「これからはどれくらい続けようとか、これくらいで辞めようとかは考えてらっしゃるんですか?」
森:「続けていくつもりしか、ないですね」
も:「というか辞め時が見つからない?」
森:「それもあります(笑)ただ、今回のコロナが理由で閉店になるのだけは避けたいですね。それは嫌です」
も:「それって現段階ではあり得ること、なんですか?」
森:「たくさんのお店があり得ることだと思います。ええねんも、例えば「この状況が2年続きます」となるなら。
なにかを考えて、どう展開させるかっていうのは考えていかないと…。まあそうなったら、そもそも国が大変なことになるんじゃないかと思うんですけど。
とりあえず今の段階では、コロナの影響で今すぐにお店を畳まなくちゃいけない、とかはないですね」
も:「それを聞いて安心しました」
も:「ところで私、気安くいつも「ええねんさん」と呼ばせていただいてるんですけど…酒菜家ええねんさん、この名前の由来は?」
森:「これがね、よく聞かれるんですよ(笑)それと、よく言われるのが『店長はウルフルズのファンなんですか?』ですね」
も:「ファンなんですか?(笑)」
森:「すいません、普通です(笑)ただ、このウルフルズさんが「ええねん」という曲を出されたタイミングと、ほぼ一緒なんです。お店を始めたのが」
も:「そうなんですか!?」
森:「そうなんですよ。だからこそ余計に聞かれるんですよね」
も:「では実際の名前の由来は?」
森:「自分は飲食で仕事をしてもう20年以上経つんですけど。今までの勤め先でも何軒か店長をしていて。そのときのお店の名前が全部、漢字だけの硬い名前ばっかりだったんですよ。
例えば最後に店長をしたお店(もう閉店しています)は、「陣羽織」でした」
も:「確かに、漢字の店名は多いですね」
森:「きっとそういう名前には、色んな意味を込めてるんだと思うんですけど。やっぱりお店の名前には、分かりやすさが大事なんじゃないかな?と思って」
も:「分かりやすさ、ですか」
森:「分かりやすさ。かつ、ひらがな」
も:「ひらがな?」
森:「はい、ひらがなの名前のお店に憧れを覚えてました(笑)」
森:「『ええねん』って多分、大阪弁なんですよ。自分は神戸の人間なんで、当初は神戸弁の『ええやん』っていう名前にしようと思ってたんですよ。
ただ、『ええやん』という言葉って国語的には"妥協"の意味合いがあるんですよね」
も:「ニュアンスとして確かにありますね。『これでええやん』って言いますもんね」
森:「そうですそうです。なので、妥協の『ええやん』はお店の名前として良くないな、と(笑)
大阪弁の『ええねん』だと(「これがええねん」などの)限定的な意味になるので、神戸のお店なんですけど、大阪弁で『ええねん』という名前にしたんです。
「ここがええねん」と言われるお店になりたいな、という意味を込めて。」
も:「そういうことなんですか!」
森:「意外とちゃんと考えてるでしょ?(笑)」
も:「はい、失礼ですけど、思ったよりちゃんと理由があるんだなと思いました(笑)」
森:「(笑)」
も:「さっきちらっと、いくつかのお店の店長もされたという風な話が合ったんですが。それも今と同様、和食を扱っていたんですか?」
森:「洋食はないですね。焼き鳥、大衆居酒屋、微妙なラインはちょっとお洒落な感じの創作居酒屋さんとかですかね?」
も:「酒菜家ええねんさんも置いてますね、ちょっとお洒落なもの。ピザとか」
森:「まあ気まぐれ程度に(笑)あと、ピザじゃなくてピッツァです」
も:「どっちゃでもええわ!(笑)」
森:「(笑)」
も:「あとはお店のコンセプトが気になるんですが…店内に色んなフィギュアが並んでいたり、ウルトラマンの缶が積み上げられていたり。なにか意図があるんでしょうか?」
森:「それはぶっちゃけ何も考えてないです(笑)」
も:「あ、そっすか」
森:「(笑)なんかもう、気づけば物が増えてたって感じですね」
も:「ご自身で集められたんですか?それとも頂き物?」
森:「ほとんど自分のですね、ときどき頂く物もあるんですけど。収集癖があるんですよ(笑)」
も:「全部お店に置くんですね(笑)」
森:「高校生の部屋みたいになってますね(笑) といってもただ置き場所がないから置いているというわけではなくて。
お店の中に「僕自身が興味があるもの、好きなもの」を散りばめておくことによって、お客様とのコミュニケーションのきっかけになればなと」
森:「ええねんというお店の目指すところは『お店(従業員)ができるだけお客様の近くにある』ということなので。
お客様とお店を繋ぐツールとして、僕の好きなものを置いたりしている、という感じですね」
も:「確かに他のお店に比べると、酒菜家ええねんさんは従業員のかたとお客様との距離が近いですよね。私はそういうところが好きで、何回も通わせてもらってます」
森:「でもやっぱりね、そういう距離感の近さを苦手に思うかたも多いと思います。よく僕が従業員に言うんですけど、ええねんは世間的にいう「愛の日」に弱いんですよ」
も:「愛の日?」
森:「記念日とか、クリスマスとか。恋人同士のイベントの日に使っていただけるようなお店ではないんですよね。
だからそういったイベントに合わせたメニューも特にないですし、ケーキのご用意とかもしてないです。
お客様自身でケーキなど準備していただいたら、お店でお預かりや提供は出来るんですけど」
も:「じゃあやっぱり、酒菜家ええねんさんは日常的にふらっと、実家に帰るような感覚で使っていただくのがいいかもしれませんね。
駅も近くて、立ち寄りやすいですし。「愛の日」に使いやすいお洒落なお店は周りにもたくさんありますからね」
森:「そうですね」
も:「では最後に、話はガラッと変わってしまいますが。酒菜家ええねんさんのおすすめのメニューはなんですか?」
森:「やっぱり一番リピーターさんが多いのは「ええねん特製!でっかい出汁巻き卵」ですね。
あと、従業員がお客様におすすめを聞かれたときは「刺身、串カツ、おでん、溶岩焼き」なんかを答えてますね」
も:「そう聞くとすごい多彩なメニューですよね」
森:「そうですかね?まあこれも色々と戦略があるんですよ」
も:「詳しく聞きたいところですね。ただ残念ながら今回はお時間が来てしまったので。これから少しずつ、お料理については掘り下げていきたいと思います。
本日はありがとうございました」
森:「はい、ありがとうございました」
※こちらは2020年4月24日に実施した取材内容です。
※内容、記載方法は森本店長の許可を得て編集しています。
今回は、もときりなのお世話になったお店の応援企画!として森本店長にご協力いただき実施する運びとなりました。これからは毎週金曜日に、こうしてお店の様子などを更新いたします。
また、実際の取材の様子を、不定期に生配信しています。もときりなのツイキャスよりご視聴いただけますので、配信スケジュールはもときりなのTwitterアカウントをご確認ください。
さらに、配信した取材の様子も、編集を加えてYouTubeに後日アップロードいたします。よければそちらもご確認くださいませ。
もときりな