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こんばんは!もときりなです。

なんだかここ最近、日々過ぎるのがあっという間すぎませんか?

私だけでしょうか。。

少し遅ればせながら、本日もいつものシリーズを始めましょう!


 

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過去のシリーズはこんな感じ↓

①「精米」について

②「洗米」と「浸漬」について

③「蒸米」について

④「製麹」について(「麹」ってなに?)

⑤「製麹」について(「蓋麴方」の紹介)

⑥「製麹」について(どんな状態がベスト?)

※それぞれ該当ページに移動できます。

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【日本酒の製造過程④】

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酒母(しゅぼ)・酛(もと)造り

/蒸し米を発酵させるために、酵母を大量に増殖させたもの。

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「酵母(こうぼ)」というのは、まぁ、ようはです。

菌って前回までの「製麹」でも出てきましたよね?

製麴でつかったのは「黄麴菌」でした。

米をアルコールにするために、糖へと分解してくれる菌でしたね。

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今回の「酵母」という菌は、米を発酵させるための菌。

だいぶ前に「ワインはブドウを放置していればできます!」なんて言いましたが。

普通に考えれば、食べ物をそこらへんに放置すると腐ります

今までの製造過程で造ってきた蒸し米たちも、ただ放置すれば腐るんです。

腐らせずに、アルコールにするための放置を「発酵」というわけなんですね。

そして、発酵には「酵母」という菌が必要。

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どうです??伝わってますか?

酵母が菌で、黄麴菌とはまた別の役割で、発酵するために必要なものなんだ、ということが分かっていただければOKです。

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そして最初にも書いた通り、日本酒をつくるために酵母は大量に必要です。

酵母は菌なので、環境さえ整えば自然に増殖してくれるんですが。

そんな簡単に、しかも大量に増殖してくれることはまずありません。

しかも増殖を待つとなれば、酵母の品質を一定に保てませんし

待っている間に他の雑菌が入ってしまう可能性も高くなります。

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そこで、「酒母(酛)」が必要になる。というわけです。

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ここまでで少し長くなってしまったので、サクッと説明すると。

「酒母(酛)」は蒸し米・麹・水を1つのタンクに入れてつくります。

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つまり、③の過程で出来た蒸し米と、④~⑥で出来た麹がここで合体

蒸し米は④~⑥の中(製麹)でも使われてますよね。

ちょっとややこしくなるんですが、この蒸し米は色んな用途に分けて使われてるんです。

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最初の過程から米の変化を見守ってきた我々としては、感慨深いですよね。。

まるで我が子の発表会でも見てる気分です。

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さてさて、今回は少し文章が多くなってしまいました。。

全ては日本酒、米を愛するが故。

同じく日本酒を愛するものとして、皆さんもお楽しみいただけていることを祈ります。

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今回の「酒母(酛)造り」も、もっと詳しいお話は次回へ持ち越し!

次回はGW真っ只中でしょうか。

皆さんの時間に余裕があると踏んで、もっと長い文章になっちゃったらすいません。

ぜひ、お楽しみに。

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