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今回も日本酒シリーズです!

※過去の目次はページ最下部をご確認ください。

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【日本酒の製造過程⑪】

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⑪貯蔵

/日本酒の味をまろやかにするために、15度前後で保管する。

通常は夏から秋口にかけての数か月間だが、種類によっては長期貯蔵するものもある。

 

★長期間かけて貯蔵するものは「古酒」という。

ラベルに書いていることが多いので、見聞きしたことがある人も多いのでは?

 

 

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⑫加水(割り水)

/アルコール度数と香味などを調整するため、水を加える。

 

★加水する前の状態は「原酒」と呼ばれる。

アルコール度数が18~20度ほどで、加水することで15~16度ほどに薄められる。

 

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⑬火入れ(2回目) → ⑭瓶詰め

/⑩で行ったのと同様、60~65℃のお湯などに酒を通して瓶詰めをする。

瓶詰めとセットで行われるため、方法や手順には様々な種類がある。

 

★よくあるのは「瓶燗火入れ」。

瓶詰め後に瓶ごと湯煎をするという方法。

瓶に詰められた状態で火入れをされるため、香りをしっかり瓶に閉じ込めておける。

 

★火入れの回数は酒造によって違う。

まったく火入れをしていない日本酒は「生酒(本生)」、

1回だけ火入れをしている日本酒は「生詰め酒」と呼ばれる。

求める味や香りに合わせて、酒造や銘柄ごとに違うのだ。

 


ついに日本酒が瓶に詰められました。。!

さぁこれが我々の手元に届くわけです!

と、言いたいところですが。。

出荷される日本酒にはもう一つ大事な要素がありますよね?

 

今まで後回しにしてきた内容と合わせて、ついにこのシリーズもラストスパートです!


 

過去のシリーズはこんな感じ↓

①「精米」について

②「洗米」と「浸漬」について

③「蒸米」について

④「製麹」について(「麹」ってなに?)

⑤「製麹」について(「蓋麴方」の紹介)

⑥「製麹」について(どんな状態がベスト?)

⑦「酒母(酛)造り」について(「酵母」ってなに?)

⑧「酒母(酛)造り」について(「速醸系」「生酛・山廃系」ってなに?)

⑨「酒母(酛)造り」について(「速譲系」「生酛・山廃系」の違い)

⑩「醪造り」について(「醪」ってなに?)

⑪「醪造り」について(3回仕込みの工程例)

⑫「上槽」について

⑬「おり引き」「濾過」「火入れ」について

※それぞれ該当ページに移動できます。

 


 

また皆さんと酒菜家ええねんでお会いできるのを楽しみにしています!

ご予約ご来店、お待ちしておりますね~