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こんばんは!もときりなです。

 

緊急事態宣言も明け、7月は4連休がありますね!

(酒菜家ええねんの営業については最後に記載しています)

 

7月が終われば8月にお盆休み、そして気づけば9月に入って秋が待ち遠しくなって。。

 

あれ??ひょっとして1年って短いんでしょうか???

時々そんな事実に気づいてゾッとしちゃいますよね。

 

まぁ一旦落ち着いて日本酒でも飲みません?


過去のシリーズはこんな感じ↓

①「精米」について

②「洗米」と「浸漬」について

③「蒸米」について

④「製麹」について(「麹」ってなに?)

⑤「製麹」について(「蓋麴方」の紹介)

⑥「製麹」について(どんな状態がベスト?)

⑦「酒母(酛)造り」について(「酵母」ってなに?)

⑧「酒母(酛)造り」について(「速醸系」「生酛・山廃系」ってなに?)

※それぞれ該当ページに移動できます。


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酒母(しゅぼ)・酛(もと)造り

/蒸し米を発酵させるために、酵母を大量に増殖させたもの。

蒸し米・麹・水を一つのタンクに入れてつくる。

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さてさて、前回ざっくりと「速醸系」「生酛・山廃系」についてまとめましたが、

結局どっちが美味しいの??というのが一番気になるところですよね。

ただし、簡単に「○○のほうが美味しい」とは言えないのが日本酒の良い所。

それぞれ味わいに特徴があるので、お好みを探してみてください。

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●速醸系(前回にも記載した通り、最近のスタンダードな造りです)

→味わいは淡麗

●生酛・山廃系(この2つはラベルに記載があります)

→味わいは複雑で力強い

※言ってしまえば多少の癖があるってことだね!

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なるほど、造りが変われば味わいや香りが変わる

ついでに言えば、材料が変わっても味わいや香りは変わります。

酒母(酛)造りで増殖させる酵母にもたくさん種類があり、

それによっても大きな変化があるみたいです。

せっかくなので、このシリーズの最後で有名な銘柄と一緒にまとめて紹介しますね!

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さて、今さらですが「生酛系」「山廃系」は別物って皆さんご存知でした??

日本酒のラベルにも二つ並んで記載されているものは見たことがないはず。

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だったら何が違うのヨ!

もちろんざっくりまとめてみました!!

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「生酛系」酒母の作り方から知る「山廃系」

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「生酛系」の酒母は、まずは芯の硬い蒸し米を冷まして、

麹、水と混ぜることからスタートします。

時間をかけて蒸し米に麹と水を含ませていくのですが。。

そうしていくと、蒸し米が柔らかくなり膨張します。

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その蒸し米を「山卸(やまおろ)し」という工程ですり潰すのです。

2人1組で、時間もかかる工程なのですが。。

実はこの工程、「してもしなくても酒母の成分に変わりはない」ということが、

明治時代の研究で明らかになりました。

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と、いうわけで。この「山卸し」という工程は省かれることも多いんです。

この「山卸し」を省いた(廃した)、酒母の造り方を「山廃系」というんです。

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どちらの造りでも成分、味に大きな違いはないようなので

「生酛系」「山廃系」とみても、どちらがどう、というよりも

「速醸系」ではないんだな。と思っていただければ良いかなと。

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さてさて、どうですか?

日本酒の全てが分かる!!とまでは言わずとも

お酒の席でちょっと自慢げに話せるくらいの知識はお届けできているでしょうか。

実はこんなに雄弁に語っておきながら、私自身も日本酒を飲む機会が少ないので。。

これを機に、酒菜家ええねんにある色んなラインナップに目を向けようかな。と思っています!

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次回もお楽しみに!


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酒菜家ええねんの営業については、

【国や県(市)の通達に従って】います。

アルコール消毒や店内換気、マスクの着用など

引き続き行っておりますので、ご安心ください。

営業時間や混雑状況は、お電話でのお問い合わせを

承っておりますのでお気軽にご連絡くださいね!