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それでは今回も、日本酒シリーズお楽しみください!
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過去のシリーズはこんな感じ↓
⑧「酒母(酛)造り」について(「速醸系」「生酛・山廃系」ってなに?)
⑨「酒母(酛)造り」について(「速譲系」「生酛・山廃系」の違い)
※それぞれ該当ページに移動できます。
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【日本酒の製造過程⑥】
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醪(もろみ)造り
/いくつかの工程を4日間かけて、酒母を基にした材料たちを発酵させる。
今回紹介するのは3段仕込み。
4段仕込み、5段仕込み、10段仕込みもあり、
特に4段仕込みは甘口酒を造る手法として知られている。
1日目:添え
小さなタンク(*)に酒母、麹、水を入れて混ぜ「水麴」にして、
その後、冷ました蒸し米を混ぜる。
*タンクに発酵タンクを使用することを「すっぽん仕込み」と呼ぶ。
2日目:踊り
タンクに蓋をして休ませることで、酵母の増殖を促す。
3日目:仲(なか)
小さなタンクから発酵タンクへ移し替え、
麹、水、蒸し米を追加する。
4日目:留(とめ)
再び麹、水、蒸し米を追加する。
4日間が終了すると、2週間から1か月かけて発酵が進む。
発酵する際には熱が発生するため、温度管理が非常に重要になる。
発酵させる材料を、わざわざ4日間に分けて入れるのはどうして?
と、思ったんですが。。
一度に大量に材料を入れても、雑菌が繁殖してしまうんだそうです。
発酵って想像以上に繊細なんですね。
いつになっても気が抜けない昨今。
皆さんのちょっとした暇つぶしになれば幸いです!
また状況が落ち着いたころに、酒菜家ええねんでお会いしましょうね。
お読みいただきありがとうございました!